北海道は札幌ドームで開催され、スノーボードライダーのみならず、歌手、バンド、アイドルなど様々な ジャンルのアーティストが集まり毎年 3 万人以上を動員する北海道でも最大級のイベント TOYOTA BIG AIR。
その面々にストリートダンスが肩を並べて取り入れられるという新たな試みが今年から開始された。

現在ストリートダンスシーンで圧倒的な人気を誇り、全国で延べ 3千人以上を動員した Beat Buddy Boi に熱烈なオファーがかかり、新しいプロ ジェクトが開始された。ネクストステージに向けて大きな意味合いを持つこのイベントへの参加が決定した際、彼等はハードなスケジュールの中、2 日間違 うパフォーマンスをすることを決めた。ダンスを初めて見る観客にもっと Beat Buddy Boi を知ってもらうことと、ダンスを好きになってもらいたいと熟考した上の決定だった。

これまで、チャンスをことごとく自分達の力に変えてきた彼ら。この新たなる挑戦もまた、3 万 7千人を超えるオーディエンスを前に堂々たるパフォーマンスを披露し、まさにアーティ ストとしてイベントのオープニングに花を咲かせた。

北海道でも最大級のイベントTOYOTA BIG AIR。そのスペシャ ル企画として2月22日、札幌市立大学桑園キャンパス体育館と札幌市中央区民センターの 2か所で、Beat Buddy Boi スペ シャルワークショップが開催された。

1 部は大学生を対象に、2 部は希望者誰もが参加出来るオープンクラスという内容に、ダン サーのみならず、一般人をも巻き込む異例の 250人 を超える参加者が集った。今回のワークショップでは集まった北海道の Beat Buddy Boi ファンの為にスペシャルな内容が 3 つ用意されていた。1 つは、メンバー 7人全員が直接受講者を回り、メンバー全員で教えること。
2つめは、今まで彼らがライブやイベントで過去に実際にパフォーマンスをした事があるルーティーン がレクチャーされた。そして 3 つめは、なんとレッスンの最後に彼らの最新の作品である BASKETBALL Performance が披露され、受講者にとっては忘れられない思い出となった。

北海道のたくさんのファン、ダンサー達と交流を持つ事ができた今回のスペシャルワークショップは、Beat Buddy Boi にとっても北海道のダンスシーンにとっても、互いのモチベーションやダンス文化に大いなる影響をもたらし、そして何よりもそれこそが彼らの活動の初期衝動である、ダンスで人々を繋げて行くという目的を果たす物となった。