DANCE ALIVE HERO'S

DANCE@LIVE 2012 HOUSE 関東 vol.04

DANCE@LIVE HOUSE KANTO vol.4

シーズン終盤にかかってきたDANCE@LIVE HOUSE KANTO。
若手の台頭が著しいDANCE@LIVE HOUSEはポイントランキング上位に位置するメンバーが2回戦で敗れるなど波乱の展開となり、厳しい戦いは延長戦が続き熱いバトルとなった。その中からベスト8に勝ち上がったのは、おみち(gute reize / Break jam)、SHUHO(House of Ninja / Tokyo Footworkz)、KATSUMI (PYRO) 、Takky(CAZA / Tokyo Footworkz / 金子SLAVE)、SHIN(CAZA / Tokyo Footworkz)、YOSHIYUKI(BRAVEBIRD / Bouncestream)、KYO-KO(九七次郎)、AKUTAMA(HAMSY)の8名。中でも注目を浴びたのは若干20歳にして初出場初決勝まで勝ち上がったおみち。若手らしい勢いのあるステップで破竹の勢いを魅せ決勝まで勝ち進んだ。対して、決勝の座を手にしたのはFINAL常連のSHUHO。アクロバッテイックかつスピーディーなムーブで会場を沸かせた。FINAL常連の貫録をみせたSHUHOが30,000ポイントを手にし、一歩国技館への歩みを縮めた。

  •  SHUHO
    WINNER SHUHO
    House Of Ninjha / Tokyo Footworkz
  •  おみち
    2ND おみち
    gute reize / Break Jam
  •  KATSUMI
    BEST4 KATSUMI
    PYRO
  •  KYOKO
    BEST4 KYOKO
    九七次郎
  •  TAKKY
    BEST8 TAKKY
    CAZA / Tokyo Footworkz
  •  SHIN
    BEST8 SHIN
    CAZA / Tokyo Footworkz
  •  AKUTAMA
    BEST8 AKUTAMA
    HAMSY
  •  YOSHIYUKI
    BEST8 YOSHIYUKI
    BRAVE BIRD / Bounce stream

WINNER SHUHO (House of Ninja / Tokyo Footworkz)
最近はJUDGEをする方が多くて、自分がバトルをする事は無かったのですが、JUDGEの方もフロアのみんなも盛り上げてくれたり応援してくれたので良いダンスが出来ました。 
今日は本当に、みんなのおかげで勝たせてもらえたという感じでした。ありがとうございました!
どの人も初対戦でしたけど、みんなすごい上手くなってると感じました。こういう場でシェアしたり、見に来たり、今日は残ってる人が結構いるのでそういう部分でも変わったなと感じましたね。HOUSE界がすごい良い方向に行ってくれるんじゃないかなと思いました。上手い人もたくさんいたのでみんな切磋琢磨して行って、自分も成長して行けたらなと。
今日は成長出来たので良かったです。本当にありがとうございました。
来年の国技館ですけど、最初は出るかすごい迷っていたんですよ。まだ定かな情報ではないですけど、自分が出なきゃいけない目的が出来たので出る方向です!
理由は公表できませんけど、多分FINALを見れば「なるほどな」と思ってくれるはずです。今日は楽しみで来た部分もあるんですけど、勝ちたいなと思う部分もありつつ久々にバトルメンタリティーも「勝つぞ」という感じでしたね。
まだまだ自分も勉強して、本当に上手くならなきゃいけないので、もっともっと勉強してがんばります!
 

2ND おみち (gute reize / Break jam)
失礼します、おみちと言います。ありがとうございました!
初めてDANCE@LIVEに出たのが大学1年生の時なんですけど、2年間でやっとここまで来たという感じです。
ベスト8も今日はじめて上がって、勢いでここまで頑張って来ましたけど、体力もスキルも全然まだまだだと実感しました。
国技館はすごい憧れた舞台で、ずっと目指してやって来たので実現出来るようにこれからも頑張って行きたいと思います!
HOUSEで国技館ももちろん行きたいですけど、RIZEでもすごく行きたいんですよ。
先輩が出ていてすごい憧れていて、まだまだですけど自分もその先輩に追いつこうと、これからもがんばります!
ありがとうございます。
 

JUDGE COMMENT

HERO
お疲れ様です。
率直な意見を言うと、みんなスキルに走り過ぎてるかなという感じです。  
それから、それぞれが憧れている人だったりステップとか技をマネしていると思うんですけど、いろんな人がいるのでそうじゃない人もいると思いますけど、俺はマネする事が決して悪い事だとは思わないんですよ。ただ、「そこから新しいものを築いて行かないとな」という事を感じました。
1人1人のパーソナリティーが「こいつこんな音楽のとりかたする」だったり「こういう入り方するんだな」というような見方の人が、どうしても勝てない人達の中に多いかなと思いました。
やっぱり自分というものをもっと大事にして欲しいですね。
HOUSEの醍醐味がグルーブなんですよ。スキルばっかりでステップいっぱい踏んで、肝心なグルーブが消えちゃってるんですよ。HOUSEは乗ることがすごい大事なのに、その部分をみんな忘れがちになっていますね。あとはサークルに対して一言、みんな怖いです(笑)
真剣にやってやろう!!という気持ちはあるんだけど、1人1人が孤立しちゃっていて、せっかくみんなと「上げ合える状況」を作れるはずなのに、みんなだいぶ「下げ合っちゃって」緊張して良いものが出せなくなってるんですよ。
メロディーラインも聞けている人もいるけど、そこからまたさらに新しい音楽を自分で聞けている人が今日は少ないように見えました。自分も緊張して「やってやろう」という気持ちは分かるので。何か1人1人が「上げ合える状況」だったり「負けても楽しかったなー!こいつ良かったな!」と言えるくらいの心構えを持って下さい。負けて怒って帰るよりも、負けても気持ちよく帰れた方が俺は良いと思います。
色んな人がいるから色んな人とDJタイムを楽しめば、絶対アップするし、みんな1人1人が上手くなれると思います!
自分も頑張るので、みなさんで頑張りましょう!お疲れ様です。
 
RYO aka DJ226
お疲れ様でした。
僕は九州から来たので、九州と関東の違いを話したいと思います。
関東はボトルスピンの数がすごく多いです。九州のイベントに来た大阪や関東のJUDGEの人も「九州はボトルスピンが無いんですね」とよく言うんですよ。
九州は、例えば7人のサークルがあってその中でトップバッターが決まれば、大体7人目まで流れが切れずに行きます。
音楽の流れや踊ってる人達の流れがサクッとサークル内で一致して、最後までそれぞれが気持ちよく踊れて、その中でJUDGEが選べるという流れがすごく多いんですよね。
多少は駆け引きも大事だと思いますけど、予選のサークルに関しては、駆け引きより自分の流れでどれだけ気持ちよく踊れるかという事を大切にしないと細かい事をやっても見ているこっちは面白くないので。HEROが言った様に、僕もマネする事は必要だし大事だと思っています。僕もそこから入っている人間なので。
その憧れている人がどんな過程で今のスタイルになっているのか、どんな過程で今の音楽の表現の仕方になっているのかを考えないと、表の形だけをマネしていても、BEST8止まりだと思います。その先は音楽の表現方法がいつか限界になると思うし、自分をどう表現するかは自分で作って行くものだと思うんですよ、特に踊りというものは。
なのでもっともっと色んな音楽を聴いて、楽しんで欲しいと思います。僕も来年の前日予選の一発で勝負しに来ます!前回すごく悔しい想いをしたので、今回はHOUSEだけに絞って頑張るので、みんなで頑張りましょう!お疲れ様です。
 

WaDoo
お疲れ様です。
僕はこういう現場はあまり参加することはないのですが、不慣れな部分もありながらも逆に違う目線でみてみようかなという思いでJUDGEしました。非常に楽しかったです。
早々と負けてしまった人の中に、僕的に好きな踊り方をしてる子も結構いたなという感じがしました。あくまでも勝負事なので、勝ち負けは決まってしまうものだとは思うんですけど。
僕が10代の頃、師匠に「君はピカソの絵とゴッホの絵をみてどっちが勝ちと言えるか」と言われた事がありました。ダンスもアーティストの世界だと思うので、色んな場で活躍できるシーンもあると思うんですね。例えばDANCE@LIVEでずっと出続けてもなかなか勝てないという人も、違う才能があると思いますし、色んな形で表現する場があると思うので、凝り固まらずに、自由に、アートとして捕らえて、飽くなきチャレンジをして頂ければ、みんなが向上して行くんじゃないかなと思っています!
そんな手助けをということでですね、2Phunkyというサイトをやっています。みなさんの活動に少しでも飛躍できるように、僕らもサイトなどで応援して行きたいと思っているので、是非是非チェックして頂けたら嬉しく思います。ありがとうございました。お疲れ様です。
 

HyROSSI
お疲れ様です。
結構良い事をみんな言ってくれましたね。僕からは、もっと感情を出せる踊りを追求した方がいいという事ですね。
踊りで歌えてる子が何人かしかいなかったです。ただ技をやってるだけだと、DJで言えばカットイン・カットアウトを繰り返してるような感じなんですよね。
HOUSEの醍醐味はロングミックスで、どれだけ長く続けるかなので。踊りに対しても、ステップからフロアだったり、フロアからステップだったり、上手くスムーズな流れを作れば良くなると思います。どっちかとういうとHOUSEはバトル向きな踊りじゃないんですよね。
でもバトル向けのものにするとなると、自分達のプライドをかけた「このステップは本当に大好きなんだ」というものをどれだけクリエイティブにして出せるか・自分が思っている音楽に対する姿勢や情熱をどれだけぶつけられるかというバトルが大事だと思います。お互いがステップをやって、それをどう返せるかという上げ方も大事だと思うし、常に自分を見てという踊りではなくて、相手を見てしっかりと掛け合いが出来るくらいの余裕がないとダメだなと感じました。男の子は、もう少し歌っている感じの姿勢を大事にした方がいいですね。 自分はこの音楽をどう解釈して、どう消化して上手く踊りこなすかという姿勢が音楽に対する「ハメる」ところでもあり、セッションをする姿勢でもあるんですよ。
でも全部が全部ハメれば良いという訳でもないんです。やっているうちにループの中で「どこではまるパターンが来るな」という事も自分の1つのテクニックなので、そこを如何に大きく、良いものを作るかという事になるんですよ。
でもそれを知らずにハメる事ばかりで、他がおろそかになっちゃうと、オーソドック過ぎてつまんなくなってしまいます。
自分の踊りのステップをもっともっとクリエイティブにして、いろんなステップを踏んで、世界中に流行らしてみてください!以上です。