「ニュー・ジャック・スウィング」と呼ばれるサウンドを生み出して80年代末から90年代初頭にかけて一世を風靡し、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)などを手がけたことでも知られる天才プロデューサー、テディ・ライリー(Teddy Riley)。彼が率いたグループで、90年代に人気を博したR&Bグループ、ブラックストリート(Blackstreet)が、この年末に来日公演を行うことが発表された。東京ではカウントダウン・ライブも行う。
全米チャート1位を獲得した“No Diggity”を始め、“Before I Let You Go”、“Joy”など数々の90s R&Bクラシックを生んだ、テディー・ライリー率いるブラックストリート。2000年代に入ってからはメンバー間の対立による活動休止、再始動などが度重なり、メンバー交替も頻繁に行われており、2003年の『Level II』以降はリリースが途絶えている。しかし2009年にも再結成され、2009年、2010年と来日公演も行われるなど、ブラックストリートは根強い人気を誇るグループ。その彼らが、“No Diggity”を生んだ2ndアルバム『Another Level』まで在籍していたメンバーで、ソロとしての活躍や、ゴスペル・スーパー・グループ、ユナイテッド・テナーズ(United Tenors)としても活動しているデイヴ・ホリスター(Dave Hollister)を従えて来日。2010年の来日では、すでにブラックストリートに合流していたはずのデイヴ・ホリスターが来日しなかったこともあり、ファンには嬉しいニュースだ。来日公演は、12月28日に大阪 梅田の[Billboard Live OSAKA]、12月30日と31日に東京 六本木[Billboard Live TOKYO]で開催される予定で、31日のセカンド・ステージは年越しカウントダウン・ライブとなる。
なお発表された来日メンバーは、テディ・ライリー、デイヴ・ホリスターに、前回の来日にもいたチャウンシー・ブラック(Chauncey Black)とJ・スタイルズ(J-Stylz)、そして2012年からオーディションを経て参加したレニー・ハロルド(Lenny Harold)とトニー・タイラー(Tony Tyler)の6人になるとのこと。急遽変更の可能性もあるとのことだが、テディ・ライリーとチャウンシー・ブラックは「ブラックストリート」名義を巡って訴訟沙汰となっており、袂を分かったとされているだけに、チャウンシーの同行が叶うかも注目されるところだ。ブラックストリートの名義は本来はテディ・ライリーの所有だったが、現在はチャウンシー・ブラックが正式な権利保有者だとチャウンシー側は訴えている。これを受けてか、テディ・ライリーは、デイヴ・ホリスター、J・スタイルズ、レニー・ハロルド、トニー・タイラーとの5人で、「BS2」(Blackstreet 2)であると今春頃から名乗っている。
■ 大阪公演
2013年12月28日(土) ・1stステージ:17:00開場 18:00開演 ・2ndステージ 20:00開場 21:00開演
会場:梅田Billboard Live OSAKA
席種/料金:サービス・エリア 13,000円 カジュアル・エリア 11,500円
■ 東京公演
2013年12月30日(月) ・1stステージ: 17:00開場 18:00開演 ・2ndステージ 20:00開場 21:00開演
2013年12月31日(火) ・1stステージ: 17:30開場 18:30開演 ・2ndステージ 21:00開場 22:30開演
会場:六本木Billboard Live TOKYO
席種/料金:サービス・エリア 12,600円 カジュアル・エリア 10,600円(31日 2ndステージのみサービス・エリア 15,600円 カジュアル・エリア 13,600円)
元記事 : bmr 配信日時 : 2013-10-03 19:12