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ファレル、来年発売のソロ新作ではラップを封印?

プロデュースしたロビン・シック(Robin Thicke)の“Blurred Lines”が全米チャートのトップを12週に渡って独占し、ゲスト・ボーカルとして参加したダフト・パンク(Daft Punk)“Get Lucky”も数々の記録を打ち立てるなど、今年は世界的なヒット・シングルを出し大活躍している人気プロデューサー/アーティストのファレル(Pharrell)だが、来年リリースと噂されるソロ新作ではラップを封印するようだ。

前作に続いて音楽で関わったアニメ映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』(原題『Despicable Me 2』)に提供したソロ・シングル“Happy”は、先日、世界初の“24時間ミュージック・ビデオ”を見せるインタラクティブなサイトのローンチでも話題を呼んだばかり。私生活では長年交際していた恋人とこの10月に結婚し、また『アメイジング・スパイダーマン』の続編映画の音楽を担当する予定など公私に渡って順風満帆なファレルだが、気になるのは噂されるニュー・アルバム。ファレルとのレコーディングが報じられたジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)が、ファレルのソロ新作のためのレコーディングだったと9月に明かしたのに続き、10月にはColumbia RecordsのCEOが来年のリリース予定について、ソランジュ(Solange)新作などとあわせてファレルの新作の存在について言及している。

そして先日公開されたComplexのインタビューでは、ファレル自ら自身のソロ新作についてコメント。昨年、エイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)“Pretty Flacko”のリミックスにグッチ・メイン(Gucci Mane)、ワカ・フロッカ・フレイム(Waka Flocka Flame)と共にゲスト参加しラップしていた件についての話になると、ファレルは「ラップするのは大好きだよ。でも……そろそろ潮時かもね。いまはラップはナシでやってるんだ。30歳と40歳の違いだよ。俺はもう40歳……だからラップはしないつもり」と、“ラップ封印”について語り、「それはソロ・アルバムについての話?」と訊ねられると「そのとおり」と答えている。

このソロ新作についてはこれ以上語られていないが、ニュー・アルバムを制作中なのは確かに間違いないようだ。来年リリースされるとなれば、ソロとしては『In My Mind』以来8年ぶりとなる。なおファレルは、ビヨンセ(Beyonce)新作への参加や、T.I.の移籍第一弾アルバムを全面監修する予定などColumbia関連の作品で腕をふるっているほか、『アメイジング・スパイダーマン』の続編だけでなく、『怪盗グルーのミニオン危機一発』の続編映画(2015年公開予定)についても早くも関与が明らかになるなど、プロデューサーとしても多忙な状態が続くようだ。

元記事 : bmr 配信日時 : 2013-12-03 20:04