当初は昨年7月にリリース予定だったものの、発売を延期していたマライア・キャリー(Mariah Carey)のおよそ5年ぶりとなるニュー・アルバムが、今年5月の発売に決定したことが発表された。
昨年5月にリリースしたミゲル(Miguel)とのシングル“#Beautiful”が全米チャート最高15位、R&B/Hip Hop Songsチャートで最高3位と好調だったマライア・キャリーは、当初“#Beautiful”の勢いに乗って新作『The Art Of Letting Go』を昨年の7月23日に発売すると発表。しかしその発売一ヵ月前には、「まだ制作に没頭していて、7月23日にリリースするのが正しいとは思えない」と弁解し、発売を延期。直後の7月10日にはミュージック・ビデオ撮影中に転倒し、肩を脱臼するなどの怪我を負うなどのトラブルもあった。
その後、昨年11月にロドニー・ジャーキンス(Rodney Jerkins)がプロデュースを担当し、「2013年版“Vision Of Love”」というバラード・シングル“The Art Of Letting Go”を発表するも、新作の発売日についてははっきりと語られることがなかったが、ついに発売日が決定。マライアは、新曲“You’re Mine (Eternal)”を2月12日にリリースする告知とあわせて、ニュー・アルバムが5月6日発売になることを明かした。またマライアは、アレサ・フランクリン(Aretha Franklin)らの功績を讃える音楽特番〈BET Honors 2014〉の収録を行い、早くもここで新曲“You’re Mine (Eternal)”を披露した模様。マライアらしいバラード曲になっているようだ。
オリジナル・スタジオ・アルバムとしては『Memoirs Of An Imperfect Angel』以来、およそ5年ぶりとなるマライアの新作については詳細はまだ不明だが、R.ケリー(R. Kelly)、Qティップ(Q-Tip)、ナズ(Nas)らや、ジャーメイン・デュプリ(Jermaine Dupri)、ヒット・ボーイ(Hit-Boy)、マイク・ウィル・メイド・イット(Mike WiLL Made-It)らとのレコーディングが明らかになっている。
元記事 : bmr 配信日時 : 2014-02-11 19:26