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南米ブラジルの夏の祭典「リオのカーニバル」

南米ブラジルの夏の祭典、「リオのカーニバル」は、サンバチームが、華やかなパレードを競うコンテストが始まり、熱気は最高潮に達しています。

毎年、この時期にリオデジャネイロで開かれるカーニバルは、2日夜から最大の見せ場となるパレードコンテストが始まりました。
市の中心部に設けられた専用会場には、市内各地のサンバ学校から選ばれた12のチームが次々と登場しました。
コンテストでは、最大4000人のメンバーで構成するチームが、それぞれのテーマに合わせて作った山車と共にサンバのリズムに乗ったダンスを披露し、華やかなパレードを繰り広げています。
パレードでは、ブラジルがことし6月にサッカーのワールドカップの開幕を控えていることから、地元サッカーチームの英雄で、日本代表の監督も務めたジーコ氏をテーマにしたチームが登場するほか、自動車レースの最高峰、F1の伝説的なドライバーで、事故で亡くなってからことしで20年となるブラジル人のアイルトン・セナ氏をテーマにした山車も披露されることになっています。
コンテストは、2日間にわたって徹夜で行われ、夜でも気温が25度前後になるなか、祭りの熱気は最高潮に達します。

元記事 : NHK NEWSweb 配信日時 : 2014-03-03 11:20