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「ラップ・バトルをスポーツに」エミネムがラップ・バトル・イベントを7月にスタート

昨年11月に3年ぶりの新作『The Marshall Mathers LP 2』で改めてその存在感を示した「ヒップホップ・モンスター」エミネム(Eminem)が、リアリティ番組と連動したラップ・バトル・イベント〈Eminem Presents: Total Slaughter 1〉をスタートさせる。

昨年9月、エミネムのレーベルであるShady Recordsは映像制作会社 Shady Filmsの設立を発表、この中で、所属するヒップホップ・グループ、スローターハウス(Slaughterhouse)の新番組を制作中としていたが、これがこの企画となるようだ。Shady RecordsおよびShady Films社長は、「我々はバトルにとても情熱を持っており、他の競技と同等の組織体制が設けられ、リスペクトを受けるに値するスポーツであると考えている」と今回のプレスリリースで述べており、ストリートなどで行われているラップ・バトルを新たなステージへ押し上げ、新たな「スポーツ」として展開していく。7月12日、ニューヨークシティの[Hammerstein Ballroom]にてバトル大会イベント〈Eminem Presents:Total Slaughter 1〉を開催。第一回大会の目玉として、スローターハウスのメンバーであるジョー・バドゥン(Joe Budden) Vs ホロー・ダ・ドン(Hollow Da Don)と、ローデド・ラックス(Loaded Lux) Vs マーダー・ムーク(Murda Mook)のバトルが行われることが発表された。

また、このバトル大会に連動して、『Road To Total Slaughter』というリアリティ番組が6月にスタート。こちらは、〈Total Slaughter〉への出場権を巡って「ハングリー」なバトルMCたちが競い合う様子をフィーチャーしていくという。この〈Total Slaughter〉はShady FilmsとWatchLOUD.comによる企画となっており、番組『Road To Total Slaughter』もWatchLOUD.comで公開される予定とのこと。

元記事 : bmr 配信日時 : 2014-04-29 21:06