両国国技館行きの切符を手に入れるための熾烈な争いが、1月14日渋谷XANADUで開催された。
大雪の影響のためかエントリーは少なかったが、レベルの高い戦いとなりポイントランキング上位のSHIN,Shu-hei,@kiなどが２回戦で敗退するなど波乱が起こった。
中でも盛り上がったのは、非情にもポイント争いに関係のあるSuu,SHUHOの同門対決と、GENKI,HIROの対決。
Suu vs SHUHOの戦いは旋風吹き荒れそうな高速フットワークの応酬で判断の難しい戦いとなったが、軍配はSHUHOに挙った。
一方、GENKI vs HIROの戦いは全く異なるスタイルの勝負となった。巧みなリズム取りと豪快なアクロバットをみせたGENKIに対し、HIROは繊細で洗練されたステップと途切れることのないリズムで音楽を表現し、見事HIROが勝利を勝ち取った。
決勝は去年のFINAL決勝の組み合わせと同じSHUHO vs HIRO。
互いに喉から手が出るほど欲しい優勝を勝ち取るため、持ち味を全て出し切るような
一歩も引かない戦いで、観客の息が詰まるような様相を呈した。
この日は全ての音を取るかのようなステップと勢いそのままに自分のハウスダンスを表現したSHUHOが優勝を手にした。
国技館行きを決める残りのチャンスは、1月19日の関西CARISMAXと前日予選のみとなった。
WINNER SHUHO
HOUSE OF NINJA / TOKYO FOOTWORKZ
2ND HIRO
ALMA / DANCE FUSION
BEST4 HARU
Najua
BEST4 Takumin
RAVE,N / JADE
BEST8 Ma-ca
ORCA / fav-rite
BEST8 GENKI
PYRO
BEST8 NORI
TEH BEATDOWN BROTHERS
BEST8 Suu
TOKYO FOOTWORKZ
JUDGE COMMENT
KOJI (ALMA)
SHUHOはさすがだなと思いました。決勝にうまくテンションを持って来ててすごい良かったです。オレが思う魅力は、キレとパワーだと思ってて、それがあると数秒の動きでハートを掴まれるというか。今日はそういう人が少なかったです。もっと元気があってもいいと思いました。ハウスだけじゃなくて他のダンスもそうだと思います。個人的にはTHE BEATDOWN BROTHERSのNORIが凄い良くてハート掴まれました。
HyROSSI (ALMA)
見てて思ったのは、気持ちに色が無いなと。気持ちに色がある人というのは筋ができてて、音楽に対して色気を出す事が上手いんですよね。いかに一曲の間でそれをどれだけ出せるかが大切だと思いました。
TATSUO (GLASS HOPPER)
バトルは丸裸にされて踊っている感じがして、ショーケースは着飾って踊ってると思うんですけど、バトルはどうなるか分からない。みんな裸でお風呂に入っているみたいな感じがして、みんな丸裸なんだからすべてさらけ出して踊った方がいいなと思いました。
NORICO (TUC / Dance Fusion)
凄くいいダンスをいっぱい見せていただきました。女の子で凄い上手い子が沢山いたので嬉しかったです。結果はありますが、楽しんで踊る事を忘れないでください。
DJ
SACHIO / KAZ
MC
IMAGINE