DANCE@LIVE 2013 HIPHOP Kanto.vol2が渋谷XANADUで開催された。
東京だけでなく全国から様々な地域からダンサーが集まり会場は熱気に包まれていた。毎回レベルの高いHIPHOPで2回戦に残るのも困難な中、勝ち上がったのは、CHU(sinario)、CHOPPA-(Fune+CHOPPA-)、AKANA(Bush On)、CHICCO(Bush On/Dig Kids)、TOMOKO(Marjoram/L.O.F.D)、TAICHI(ジャスタブーブー)、oSaam(sucreamgoodman)、U-suke KYOTO JAPAN(Double Elementz)の8名。新しい顔ぶれとトーナメント常連組が顔を合わせる面白い展開となった。FINALISTの経験を持つのCHU、oSaam、TOMOKOの安定感は凄まじく、確実なリズム取りと表現力が化学反応を起こすようなムーブで会場を歓声の渦に巻き込んだ。セミファイナルのCHUとoSaamのバトルはDANCE@LIVE FINALの舞台を彷彿させるような盛り上がりで凄まじいムーブの出し合いとなった。その結果勝ったのはCHU。そしてそのCHUと決勝で当たったのはTOMOKO。女性の繊細さと男勝りなパワーで独特の音楽性を魅せるTOMOKOのムーブに対して、体力と気力を振り絞り出したCHUが僅かにTOMOKOを上回り、勝敗はCHUに上がった。
WINNER CHU (sinario)
ありがとうございます。FINALで悔しい想いをしたんで全力で戦いました。oSaamを倒せたのは奇跡です。チャンピオンになれるように頑張ります。
JUDGE COMMENT
KENTO (S.T.O)
僕も色々思うことはあるんですけど、例えば予選みてて勝ち上がった人は上手くてカッコいい人で、 予選通らなかった人はテクニックだけだったり、カッコ良さの部分だけだったりと分かれていたと思います。 この両方を兼ね備えてる人がシーンに残って行くと思うしバトルも勝ち上がれると思います。 どっちかだけにならないようにした方がいいと思います。45秒を使いきって踊りきれた感覚がある人は勝つと思うし、 音にはめるだけの踊りはダンスに見えないので間の部分もダンスした方がいいと思いました。お疲れさまでした。
YOHEI (sucreamgoodman)
僕も初めてのJUDGEで思うことがたくさんあったんですけど、
QUARTER FINALからはみんな凄い上手な人でどれも審査が難しかったんですけど、
一人一人のグルーブの出し方とかその場で感じて表現するのが大阪にないもので凄いためになりました。
予選の時は踊ってない人が盛り上げたりして凄い雰囲気が良かったんで、
そういう空間で踊ると良いものが出るんで大阪でもそういう空間が作れればいいなって思いました。ありがとうございました。
MIHO (Marjoram)
DANCE@LIVEのHIPHOPのJUDGEするのは初めてで、しんどいのかなって思ったんですけど出てる時より早く感じて、 面白くて今日参加できくて残念と思ってしまいました。予選見てて思ったのは今回、 私は技術の上に乗ってるモノをみたかったんですが、踊りに夢中になってて表現の部分が疎かになってる人がいるなって思いました。 今回勝った人はその部分が凄い良かったです。カッコ良いと思う人が沢山いたんでちょっと悔しいです。有難うございました。
KO-TA (HIPNOTIC BOOGIE)
予選の中で思ったのはアイソレとかリズムとかいろいろな基本の部分だったり、なにかやろうとか技を魅せようとかする部分のバランスが大事だと思います。何が一番見せたいのかが自分の踊りにつながると思うので、そこを大事にして欲しいです。勝ち上がるにはサークルの運も選曲あると思います。勝ち残っていくには体力も必要だし、気力もすり減っていきます。そんな部分を全てひっくるめても勝ち残っていく人は感じているものや意識が高い人だと思います。練習をたくさんしていいもの見続ければ成長し続けると思うので、僕も頑張りますのでみなさんも頑張りましょう。