昨年の夏から制作に取り組んでいることが明らかになっているも、一向に発売時期なども明らかにならないビヨンセ(Beyonce)のニュー・アルバム。いまだに公式にシングル・リリースもされていないが、いよいよ12月に発表されるとNew York Daily紙が報じている。
ビヨンセは、今年2月に行われたNFLスーパーボウルのハーフタイム・ショウのスポンサーであるペプシと5000万ドル(およそ40億円)にも及ぶとされる複数年契約を結び、ペプシのCMでティンバランド(Timbaland)制作による新曲“Grown Woman”を披露しているほか、3月にはヒット・ボーイ(Hit-Boy)のプロデュースによる“Bow Down”と、ティンバランド、ポロウ・ダ・ドン(Polow Da Don)、プラネット・シックス(Planet VI)ら制作の“I Been On”を発表。他にも声優として出演しているアニメ映画『EPIC』に“Rise Up”、日本でも放送されているH&Mのコマーシャルに“Standing On The Sun”と新曲を発表しているものの、新作のアナウンスはいまだなく、新作からの公式シングルのリリースもない状態が続いたまま。一部では方向性が定まらず、新作を一から作り直していると報じられている。
4月からスタートした世界ツアー〈The Mrs. Carter Show〉もいよいよ終盤に差し掛かっている中、11月末からは2度目の北米ツアーが行われるが、どうやらこのタイミングで公式シングルとなる新曲を発売するようだ。関係者筋からの情報としてNew York Daily紙が報じたところによると、レディー・ガガ(Lady Gaga)ら強豪の新作が発売される11月を避け、12月3日に「ビッグな」新曲の発売とミュージック・ビデオの公開が予定されているとのこと。「ビヨンセは第4四半期にシングルをリリースする予定。11月後半から12月前半だ。公式シングルで、他の強豪を押しのけるにはパーフェクトなタイミングだ。年末までには出る」とのコメントも紹介されている。
ビヨンセは、8月に人気ファッション・フォトグラファーとしても知られるテリー・リチャードソンが監督を務めるミュージック・ビデオの撮影が米ブルックリンのコニーアイランドで進められたことが明らかになっているが、この時も音源を流すのは最低限に留めるなど、新曲については厳重に流出を警戒しているようだ。またこの10月には夫ジェイ・Z(Jay-Z)と共にパリでもビデオの撮影が行われたことも明らかになっている。なお、ビヨンセの新曲が発表されるとされている12月3日は、ブリトニー・スピアーズ(Britney Jean Spears)の新作『Britney Jean』の発売日にあたる。
元記事 : bmr 配信日時 : 2013-10-17 21:40