NEWS

「カーヴィーダンス」スタジオ閉鎖は「経営不振」神田うの明かす

独自に考案したエクササイズ「カーヴィーダンス」で人気のトレーナー樫木裕実さん(50)がプロデュースするスタジオが、12月9日に閉鎖されることになった。オープンわずか1年での閉鎖に、親交があるタレントの神田うの(38)は30日、経営不振が背景にあることを明らかにした。スタジオを経営する女性オーナー側から樫木さんに一方的に閉鎖の通達があったといい、両者に何らかの対立が生じているようだ。

 閉鎖されるのは東京都目黒区にある「カーヴィーグランド」。樫木さんは自身のブログで、閉鎖の通達がオーナーから弁護士を通じて10月18日に届いたことを明かし「深い悲しみと戸惑いと言い尽くせぬ思いでいっぱい」とつづった。

 昨年12月のオープンからわずか1年での閉鎖。樫木さんは「多くのことは語れない」と理由を明かしていないが、ダイエット本「うの樫木やせ」を出版するなど親交があり、相談相手にもなっている神田が都内で行われたイベントで「オーナーから一方的に“閉めます”という通知が来た」と経緯を説明。理由について「ビジネスだから、経営があまりうまくいっていないというオーナーの判断で、そのように(閉鎖)するという通知が来た」と明かした。

 一部週刊誌では、樫木さんが会員や約50人のスタッフを残して去ろうとしていると報じられたが、神田は「樫木先生は残されたスタッフと一緒にどうしていこうかと一生懸命模索している」と擁護。「有名人にしか教えない」と報じられたことにも「24時間、プライベートの時間もなく仕事に専念し、カーヴィーグランドのために一生懸命働いていた」と反論した。

 樫木さんは、タレントのヒロミ(48)が経営するトレーニングスタジオに所属していた時に「カーヴィーダンス」を考案し、多くの著名人のボディーメークやトレーニングも担当。エクササイズ本が累計で400万部以上売れるなど人気トレーナーとなり、昨年12月に独立した。その際には、ヒロミと本の印税をめぐってトラブルになったと一部で報じられた。

 スポニチの取材では、最近は樫木さんが出演するイベントの応募者が減るなど、一時の人気に陰りが見え始めている。また「スタジオにカフェを併設するなどランニングコストを掛けすぎている」(関係者)ことも経営難の一因となったようだ。樫木さんとオーナーの意見に相違もあったようで、通達が弁護士を通し一方的に送られたことからも、両者の間に何らかの対立があるとみられる。

 スタジオは30日も営業していたが、カフェは同日から11月4日まで臨時休業となっており、スタジオのスタッフは「何も話せない」とした。樫木さんは、きょう31日にも報道陣に対応する予定。一方、女性オーナーが経営する会社は「(社長が取材対応するかは)聞いていない」と話した。

元記事 : スポニチ 配信日時 : 2013-10-31 07:51