“Imma put you to bed, bed, bed”など強烈なリフレインが耳に残る“Bed”の大ヒットで知られるR&Bシンガー、J.ホリデイ(J. Holiday)が12月に5年ぶりとなるニュー・アルバム『Guilty Conscience』をリリース。発売まで1ヵ月というところで、アルバムの内容がうかがえるサンプル音源を無料公開している。
2006年に発表したシングル“Bed”が米Billboard R&B/Hip Hop Songsチャートで最高1位、総合のHot 100でも最高5位となるなど大ヒットとなり、翌年リリースしたデビュー作でグラミー候補にもなるなど鮮烈なデビューを飾ったJ.ホリデイ。しかし2009年3月にセカンド・アルバム『Round 2』を発表後はCapitol Recordsとの契約を解消し、ミックステープを中心にインディペンデントで活動。一時はDef Jam Recordingsと契約するもうまく行かず、フリーになっていたJ.ホリデイだが、ついに新作のリリースに漕ぎ着けた。
久々の新作『Guilty Conscience』は、ロスコー・ダッシュ(Roscoe Dash)やケイラ(K’La)らを抱えるMusic Line Groupからのインディ・リリースとなるようだ。米Amazonに掲載されている商品情報によれば全12曲を収録し、リル・ロニー(Lil Ronnie)やジェリー・ワンダ(Jerry Wonda)、マイク・スノディ(Mike Snoddy)らがプロデューサーとして参加しているようだ。一方で昨年リリースしたシングル“Sign My Name”は未収録になる模様。昨年の時点では、“Sign My Name”を手がけたリル・ロニーがアルバム全体を監修することになると説明されている。この新作のリリースに先駆けて、タイトルトラック“Guilty Conscience”を使ったアルバム予告編映像が公開。さらに、リル・ロニーが手がけたリード・シングル“After We Fuck”や、タイトルトラック“Guilty Conscience”などアルバム収録曲の半数となる6曲が収められたサンプラーがダウンロードできる形で無料公開されており、彼の新作を待っていたファンには嬉しいサービスだ。
YouKnowIGotSoul.comのインタビューでは、「俺のスタイルは何だってみんなにいつも訊かれるけど、俺に言えるのは、俺のスタイルはR&Bってこと」と語っており、サンプラーで聴けるように彼らしいセクシーな曲が中心になるようだ。「最高傑作だよ」と自負するJ.ホリデイの新作『Guilty Conscience』は12月10日発売予定。
1. Incredible
2. Thinkin Bout Ya
3. Cloud 9
4. After We
5. Guilty Conscience
6. Ms. Get Around
7. Wrong Turn
8. Home Wrecker
9. Dumb
10. Come Back Home
11. Where Are You Now
12. Heaven
元記事 : bmr 配信日時 : 2013-11-14 22:49