新シーズンDANCE@LIVE 2013がついにスタートした。幕開けに相応しく熱いバトルの連続となったBREAK Kanto.vol.1。若い層が多く、様々なスタイルのブレイカ―が集まり混戦となった。その中で、KATSUYAとYU-YAのバトルは凄まじいパワームーブの掛け合いでベスト16の中でベストバトルと言える内容だった。
レベルが高く勝ち上がるのが難しい中、ベスト8に残ったのはYURIE(FLOOR FREAKS)、アベレ(WASEDA BREAKERS)、katsuya(ALL AREA/THE FLOORRIORZ)、FUNK(8NORTH GATE)、STEEZ(TAKE NOTICE/THE FLOORRIORZ)、KOBA(BABYRONS/OB-STYLE)、dan(天空の花嫁)、RONA(SOUL STYLE FAMILY / JAM JACK CLAN)の8人。中でも、dan(天空の花嫁)はパワームーブをバッチリ音に合わせ会場を沸かせた。決勝に勝ち上がったのはアベレとSTEEZ。お互いが高め合うように噛み合い素晴らしいバトルになったBREAK Kanto vol.1の優勝を飾ったのは華麗なフットワークのオリジナルスタイルで曲を表現していたアベレだった。
アベレ (WASEDA BREAKERS)
お疲れ様でした。何も考えてなかったんですが、優勝できて嬉しいです。予選サークルの時点で厳しい戦いだったので、難しいかなと思ったんですが、あろよあれよと決勝まで行けて、ぐだった所もあるのですが自分なりに頑張れて勝つことが出来ました。有難うございました。
2ND STEEZ (TAKE NOTICE / THE FLOORRIORZ)
お疲れ様でした。今日は自分の納得できる踊りが全然出来無くて悔しいです。ここまで勝てたのも今日は本当に運が良かったからだと思っているのでもうちょっと納得いく踊りをして優勝できるように頑張ります。有難うございました。
JUDGE COMMENT
U (BOOGIE DOWN MIZONOKUCHI / IKUSA)
今日は本当にお疲れ様です。今日は今までずっと挑戦してきた中でもみんな集中してサイファー出来ていたと思います。この中で予選とか上がっていない人でもすごいいい踊りしている人が沢山いたので今日の結果はすべてではないと思いますが、その中でも予選で落ちる人と上がる人の差ってまず自分のスタイルがしっかりあってそれをみせつけるって言うのが当たり前。それでこういうサイファーの時は100%をみせられる人って言うのが上がっている人だと思います。勝って負けたに関してはそういったところで判断しています。
毅
皆さんお疲れ様でした。僕も去年はDANCE@LIVEのBREAKsideに4回出て二回予選で落ちてるんですよ。他二回は準優勝と優勝しているんですね。それって要するに見てもらう人の好みってすごいあると思うんです。だからみんな負けてしまっても腐らずにずっと出続けて欲しいです。特にDANCE@LIVEっていう大きい大会だと予選を上がっただけでも十分ステータスになるし、自信にもつながると思うんですね。
あとFINALの大きな舞台に立ってその曲の中でいかにドラマチックに表現できるかなっていうのを意識し出して、スキルだけだったり音をとるだけじゃオーディエンスを沸かせることは出来ないなって思ったんです。それでやっぱり表現だなって、ある意味演技をしたいなって思ってるんです。もちろんスキルも出したい気持ちもありますがその曲一つ一つを演技して表現していけたらと思っていて、JUDGEする上でもそういう人を見入ってしまうので今回はそういった見方をさせて頂きました。どうも有り難うございました。
KOSSY (KEEP IT REAL)
今日はお疲れ様でした。今日は本当にレベルが高かったので、さっきも結果の事を言っていましたが結果って言うのはその日その日のかかる曲だったり見る人だったりで変わってくるのかなと思いました。本当にみんな上手くなっていったのですが、ではみんな上手くなっていってレベルが同じくらいになって来た時に次は何が必要なのか何で差を付けるのかって考えたるとさっき言っていた表現だったり、ダンスの練習をみんな毎日しているとは思うけれど、それ以外の事に目を向けれるかが大切だと思って、色々なことを経験して大きくなった人が踊るダンスだからこそ伝わるものがあるっていうのがあると思うんですね。
出てきた瞬間にこいつ何かあるなとか今日きそうだなとか思わせたりJUDGEやオーディエンスにこいつのダンスがもう一度見たいなって思わせるような。そういうのってダンスだけじゃないと思うんですよ。それ以外の仕事だったり学校だったりも含めて色々な物を見て経験して最後にアウトプットしていく部分がダンスだったらいいと思います。「B-BOY FOR LIFEって言葉があってB-BOYが人生に反映して、逆に人生がダンスに反映して言ってそういうことをみんなが行っていければシーンもアライブももっと大きくなっていくと思います。優勝したアベレ、準優勝のSTEEZ、他にも今日は予選上がっていない人でもカッコいい踊りをしていました。みんな自信を持ってこれからもB-BOY続けていきましょう。有難うございました。