今年から関西でも3回の予選大会が開かれることが決定し、ポイント制度が導入された今季のDANCE@RIZE。関西大会から国技館へ行く事ができるのは2つの大学。その狭き門にたくさんの大学からのエントリーが殺到し、予選から大学同士の意地と意地のぶつかり合いとなった。
そんな中で見事予選を通過したのは、立命館大学(TRI-Wacker)、兵庫県立大学(INFINITY)、大阪大学(フリーダンス光岡様)、立命館大学(Gachet Machet)、立命館大学(タカハシスターズ)、立命館大学(奉行boogie crew)、龍谷大学(Free way)、近畿大学(EPOK)の8チーム。
立命館大学(Gachet Machet)が圧倒的な存在感でトーナメントの半分を占めるという異常事態が起こる中で、近畿大学(EPOK)の快進撃が止まらない。JUDGEからずっとみていたかったと言われた女性ダンサーがポイントゲッターとなりチームをひっぱり決勝まで駒を進める。対するは立命館大学(Gachet Machet)。ニュースルクール勢が多い近畿大学(EPOK)のルーティーン、全員がオールドスクールで構成されている立命館大学(Gachet Machet)のバトルは学校対抗に相応しい闘いとなった。バトルの結果は金彩で立命館大学(Gachet Machet)に上がったが近畿大学(EPOK)にも大きな拍手が送られた。
JUDGE COMMENT
KAKU from MORTAL COMBAT
今回から、ルーティーンを絶対入れるっていうルールが導入されたと思うんですけど、それを意識しすぎて、個人で全然リセットできないなって思って。凄いテンションあがってるとこ悪いけど、自分らが一番分かってるかもやけど、このままじゃ関東いっても絶対あかんなあと思うのは、凄く波があるんですよ。それで、最後の方で皆に力もらってテンションあがった部分もあるんですけど、ジャッジは冷静なんで、一人一人のマッチアップをしっかり見てると思うんで、ただルーティーンをやりにいくとか、そんなん、結構、リズムをとって入るタイミングを見計らってるのとかがすごくわかるんで、本来自分が出たいと思うときに出るのが一番いいと思う。そういうのをもっと意識してルーティンをやらなあかんてか、自分らのやりたいタイミングでやるとか。
落ちた人はただ単純に練習量が少ないなって思いますね。絶対皆でいる時間長いと思うのに、大学生活の中で、それなのに、ルーティーンに自信がなさすぎてやってるっていうのは凄くもったいないなとおもう。どっちかはっきりソロをがっつりやるか、相手のルーティーンをソロでつぶすのもありだし、ルーティーンをさらに自分らの強いルーティーンでつぶすのもありだし。僕がいいたいのはバトルのマッチアップを、しっかり意識していってもらいたいなと思います。