大学生3on3バトルDANCE@RIZE 2013が東宝学園アトリエクマノにて開催された！！ 関東予選今年度第一回目ということもありエントリーの中には新顔チームが増え、多くのエントリーが集まった。
MCにはMA-KUN、DJにはSHINGOとニュージェネレーションが加わり、さらには今年から新しくルーティンのルールが起用され例年とは違った雰囲気のDANCE@RIZEが行われていった。

そんな中ベスト８に上がったのが法政大学 (Citrus)、駒澤大学 (minority)、桜美林大学 (Def Rock Beat) 、明治学院大学 (added flavor)、日本大学 (mix juice )、 帝京大学(BOOCOLORS)、東海大学(Schlog)、東海大学 (ZELKOVA FUNK)の８チーム。この中でも特に盛り上がりをみせたバトルが帝京大学(BOOCOLORS) vs 桜美林大学 (Def Rock Beat)。毎年常連のBOOCOLORSは今年こそ優勝という意気込みが見え、気迫の感じるソロ、ルーティンをきめた。しかし対するDef Rock BeatからTAICHI(KoRock)が観客をはじめジャッジまでもが笑ってしまうほどのコミカルなソロで会場を沸かし見事強豪BOOCOLORSを倒した。そして決勝に駒を進めたのはDANCE@LIVE FREESTYLEでも勝ち上がっているがんそ、Twiggz famのKID Twiggzという個性的なメンバーを揃えた駒澤大学 (minority) に対するはMad Skills StylerのYOSHIKI率いる法政大学 (Citrus)  。決め手となったのは両チーム3ムーブ目。KID Twiggzのクランプというライズでは珍しいスタイルで繊細且つ大胆な音取りで会場の雰囲気をものにしたが、YOSHIKIが貫禄ソロを見せつけ法政大学 (Citrus)  に軍配が上がった。

Winner：法政大学 (Citrus)
お疲れ様でした。ライズは毎年出ていたんですけど高校の同級生で一緒に大学時代も踊ってきたメンバーなので、決勝煮え切らないところもありましたが三人で踊れてさらに優勝出来て本当に良かったです。有り難うございました。

2nd：駒澤大学 (minority)
有り難うございます。元々ブレイクの四年生の人が一緒に出てくれる予定だったんですけど急遽身内の不幸で出れなくなってしまったんです。それでそいつの一番可愛がっている後輩が代わりに出てくれました。なのでその出れなかった奴の為にもその身内の方の為にも勝つぞと三人で意気込んで戦いました。

JUDGE COMMENT

ちびゆり(ゴーとちびゆり、SUNROAD)
お疲れ様でした。
自分自身もライズは挑戦し続けていた思い入れの深い大会なので今日ジャッジをやらせて頂いたこと有り難く思います。今日ジャッジさせて頂く上で自分が大切にしていたことはいかに三人で戦っているかということで、もちろん一人一人の技術が高いところもあったんですが三人のバランスが良くなかったりとか、逆にそんなに一人一人の技術が高くなくても三人で戦ってますというのが見えるところはいいと思って挙げていました。これから続けていくにあたって三人で過ごす時間とかダンス以外にもご飯食べたりとかお風呂いったりとかそういった時間を大切に色濃くしていって三人のカラーとか強みを出していって三人で戦っていってくれたらいいと思います。

Hal (TRANCE ARTS、AFTER BEAT CLUB)
お疲れ様でした。すごい顔ぶれが変わっているなと思って新鮮な気持ちで見ていました。けど盛り上がっていてエントリーも多くてすごいいいなと思いました。自分も二回国技館には行けたんですが、その経験から言わせて頂きますとその時に大切にしていたのがチームカラーでどういうカラーで行くのか。カッコ良くだったりキャラクターだったりっていうのを話し合ったりというのも大事だと思います。あと今回はルーティーンルールが新しく導入されてそれやらなくていいルーティンじゃないかってルーティンがあったり、やらされている感じが見えたりした場合はあまり評価出来ませんでした。やっぱり踊り込みをしっかりして三人の余裕感が見えた人を挙げさせてもらいました。有り難うございました。

TOYOTAKA (Beat Buddy Boi、ペ・二番忍者 )
お疲れ様でした。想像していたよりここの技術はうまい子がいるなーと思ってみていました。ちょっと残念だったのがルーティンでせっかく新しい制度が入ったのに準備していない人達があまりにも多いなと思いました。一番ルーティンで良かったのが予選のmix juiceとかであのルーティンの感じだと10+10+10ではなくて10×10×10になった瞬間が見えて、ああいったものがもっと見えるかなと期待していたのでもっと見たかったですね。色々なバトル見たりでたりしていく上でここをこうやったら盛り上がるだろうなとかこの曲だったらこのルーティンだなっていうのがチームの中で把握出来るようになるともっとライズが盛り上がっていくのかなって思いますので頑張ってください。有り難うございました。

TECCHY (GONZO)
お疲れ様でした。今日感じたことは制度が変わって予選もルーティンが増えたので楽しみにしていたんですけど正直ルーティンでめちゃくちゃ良かっていうのは少なかったなと思います。何がいい悪いはみんな違うと思うんですけど決勝に残っている人以外にもみんなルーティン作ってきたと思うし練習いっぱいしてきたと思うんですけれど、その中で予選で一番のものを出してこないで何となくで予選はこれっていうのでやってしまうとそれが出てしまう。そうなって来るとソロにも影響するので予選から全部出してきて下さい。ダンスの部分に関しては無理に音にはめたりしようとせずに感じたまま表現していいと思います。それがダンスかなって僕は思うんです。知っている曲でこうだよねっていうのもあるけれど自分でいくがままにいって音が自分にハマっちゃう感じでもいいしそういうのがもっとあってもいいですね。今日でいうとTaichi(KoROCK)みたいになんだか良く分からないけどいいね！っていう風になるのもすごくいいと思います。だからといって大学生は結構ファニーな感じが多いので自分が本当に大事にしているコンセプトを膨らましていくようなダンスにしていってください。有り難うございました。

WAPPER (BORN 2 FUNK)
お疲れ様でした。ライズはジャッジしたの二回目なんですが、前見た時は正直レベル低いなと思ったんですけど、今日はダンスがうまい人が多くてみんなうまくなってるんだなと感じました。B-BOYだった頃の経験からいわせてもらいますとまずチームで舵を取る人が大事だと思います。それはリーダーという訳じゃなくて、空気を呼んで冷静に見れる人というかこれはピッチが早いからこいつでいこうとかそうやって判断出来る人が必要だと思います。さっきからルーティンの話が出ていましたが、みんなルーティンを作ったことに満足しているなという感じがしてそうではなくてそれに攻撃力がないと意味ないんですよ。B-BOYとかでも攻撃力のあるネタを作るのと一緒でやって披露すること満足するのではなく攻撃力のある勝つ為のルーティンをやらなくては意味ないと思います。なので作る段階で勝つ為に意味があるのかというのをもっと考えて作った方がいいと思います。有り難うございました。

SHUHO (TOKYO FOOTWORKZ)
お疲れ様です。僕も毎年一回くらいはライズのジャッジをやらせて頂いているのですが前はキャラクターが多くてテクニックが少なめな人が多かったのですが、今日は本当にダンスがうまい人が多くてソロもすごい見応えあったので個々のスキルも大事になってきているのかなって思いました。でもやっぱり３on3なので色々なジャンルをそろえたりとか同じジャンルでそろえたりとかそれぞれ武器になるものがあって、その準備の時点でチームバトルは決まっていることが多いと思うので準備をしっかりしてきた奴が勝てると思います。正直勝つ為の戦略ばかり考えるとつまらなくなってしますのでみんなで飲みいったりも遊ぶことが大切ですよね。みんなの意思疎通とか仲の良さがこういった緊迫した場面で出て来ると思し、チームってそういうものだと思うので長期でも短期でもみんなの良さを理解することでみんなの良さがもっと出て来ると思うのでお互いもっとコミュニケーションをとって良さを引き出していってくれたらいいと思います。