DANCE@LIVE 2014 HIPHOP 関東 vol.4

DANCE ALIVE HERO'S

DANCE@LIVE 2014 HIPHOP 関東 vol.4

国技館への争いも佳境に差し掛かってきたDANCE@LIVE 2014 HIPHOP。全国各地から挑戦者が集まり、会場は200人近いバトラーの熱気に満ち溢れていた。突破するのが至難の1,2回戦を見事突破し、ベスト8に残ったのはMIHO、CanDoo、TOYOTAKA、KENTO、SATOMI、oSaam、RICO、 BUUBEEの8名。関西勢3人の中の紅一点、ありなみんのRICOは同じ関西からやってきたBUUBEEとベスト8で当たり、ベスト4には届かなかったものの、その切れ味鋭いムーヴとパッションで激しく観客の脳裏にその存在を知らしめていた。Beat Buddy BoiのTOYOTAKAは計算されつくした幾何学的なHIPHOPで会場を沸かすも、この日のKENTOのノリに乗ったムーヴには一歩及ばず、次のvol.5へとその勝負を繋げる形となった。関東vol.1優勝者のMIHOとSATOMIは両者共にCanDooとoSaamにベスト8一回戦で敗れてしまったが、L.O.F.D同チーム内で2人もベスト8に残るという圧倒的なチームの技術力とセンスの高さをそのムーヴで語っていた。そんな準決勝の戦いはまさかの同チーム対決が実現!! KENTO vs CanDooは、バトル中にかいま見せる2人の笑顔が印象的だった。だがしかしバトルには勝敗が付きもの。この日は唯一無二ともいえるスタイルで観客を魅了したCanDooに軍配があがった。もう一つの同チーム対決はoSaam vs BUUBEE。両者ともに馴染んだ空間で黒く、深く、カッコいいHIPHOPをみせあった結果、僅差でoSaamが勝利。決勝戦はCanDoo vs oSaamの組み合わせ。アクロバッティックなムーヴを大胆に織り交ぜ、時にコミカルに音楽を体現するCanDooとは対照的に、落ち着いた雰囲気の中から繰り出されるドープなムーヴの数々で魅了するoSaam。甲乙付け難く、延長戦にまでもつれ込んだこの死闘を制し、優勝を飾ったのは今期北陸も制したoSaamであった。行方がさらに気になる関東最後の予選 vol.5は1月21日(火)。ここを見逃して国技館へと行くことはきっと、難しいだろう。