8月11日 Xperia™Presents DANCE@LIVE HOUSE KANTO vol.2 2015が開催された。
vol.1に続き100名を越えるエントリーで賑わった東京渋谷の地下にあるDROP。
前回予選優勝者YUU不在のもと、多くのバトラー達に競り勝ちベスト8に駒を進めたのは、DANCE@LIVE常連のHERO、7月のvol.1でもベスト4に勝ち上がったTakky、昨年度ファイナリストのTwins Daddy aka KATSUMI、DANCE@LIVE WORLD CUP 2014 チャンピオンのSHUHO。
そして、そのあどけないルックスからは想像出来ないフロウで魅せるtaihei、重厚なその身体をバネのように全力でハジケさせるMORI、熊本より参戦のMOTOKI、会場中の空気を一転して自分色に染めてしまうbrownら、初めてベスト8へ進出したフレッシュな面々が顔を残す形となった!!
その新旧交代の風が吹き荒れた中、QUARTER FINALでMOTOKI。SEMI FINALで昨年のファイナリストTwins Daddy aka KATSUMIを下し、初の決勝へ駒を進めたのはこの日勢いにノッたtaihei!!
相対するは緒戦HEROに競り勝ち、SEMI FINALでbrownにも圧倒的スキルと、キレキレのムーヴで勝利したSHUHO!! taihei vs SHUHOの2人のバトルはスリリングなスピード感のあるあっという間のバトルであったが、その爆発的な経験値と目にもとまらぬムーヴで、見事SHUHOが貫禄の勝利を勝ち取った!!
次回のHOUSEはCHARISMAX !!!
優勝して一発で国技館に辿り着くのは果たして誰だ!?
【勝利者インタビュー】
SHUHO (HOUSE OF NINJA/TOKYO FOOTWORKZ)
昨日まで家族旅行で10日間くらいハワイ行ってて、昨日の夜帰ってきて、本当に頭がパーになっちゃってて。
それで本当にバケーション気分だったんで、そんな感じだからまだ海で泳いでるみたいなハワイムーブ期待してたんですけどね。
ちょっと逆にダンスからはなれて、踊ってなかったんで、ダンスと向き合う時間が新たに出来て、毎日毎日レッスンやってたりとか、ダンスの仕事したりするから10日も離れたら、まだアウトプットだったんだけど、またすごいたくさん新たなインスピレーションをもらってこの休暇がすごいインプットになりました。
身体はもう体力も続かなかったんですけど、でもなんか新鮮で楽しくて、チームのメンバーもそうだし、いつもいるメンバーやジャッジの皆さんもそうなんですけど、ここに来てああ帰ってきたみたいな感じでちょっとテンション上がっちゃった。だからそういう感じに、運良くですけど結果に出ました。ありがとうございました。
【JUDGEコメント】
TAIKI (TAIKI&Omichi)
ステップに自分の体重が乗っかていないというか、ただ跳んでるだけみたいな感じがする人がすごく多くて、ステップの良さというか、ちゃんとしっかりのせて踏んでっていう良さもあるからそこももうちょっと練習してほしいなと思いました。あとは、結構緊張しているんだなって見える人と、すごいやりたいことがスっと出せるような人の差がすごく見えたんですが、ダンスは結構普段の生活だと思っていて、正直であるというか、自分の身体の動き方とか独学性、正直に普段から突き詰めている人はやっぱりこうスッて出せると思うので、差はそこだと思いました。
shu_hei (TOKYO FOOTWORKZ / consciencia)
一回戦が通れない子たちは、うまい人とか憧れてる人がいると思うのですが、パクリでもいいんじゃないかと思って。変にラストを出そうとしているのか、ガチャガチャになってるスタイルがすごく多くて…だから見たことあって安定しているなって子だったらファーストサイドだったらあげたくなるんですけど、頭真っ白でわちゃわちゃ踊って、ああ…みたいな人が多かったのかなと思いました。コントロール出来ていない子が多かったので、得意でいいんじゃないのかなって言ったら言い過ぎな気もするんですが、無理にオリジナルを出そうとしないでまずは上手く踊ろうよっていうところですね。
NAOKI (至芸)
たぶんみんなそれぞれ練習もするし、人と踊り合うことでクリエイトもしていると思うんですよ。確実に勝ち上がってる人とか、運で勝てなかった人もいると思うんですけど、僕は長年見ていて、みんな技術は高まってるんですよ。ずっとやってる人、続けてきてる人はやっぱり確実にレベルが上がってるし。そんな中で、今日は僕が結構知らない人がいっぱいいて、たぶん世代的にもだいぶ上なので、正直カッコいいなって思う人が結構いっぱいいました。でもまだ技術が追いついてないとか、逆に技術は追いついているんだけど人と踊り合っていないからフィーリングが出てないとか、そのバランスがすごいばらけてたなと思いました。練習することもすごい大事だし、人と踊り合うことも大事だし、あとは人前に出た時にどう自分の気持ちが入るかとか、やっぱりそういうのも大事かなと思います。そのバランスが、すごいとれた人が今回は勝ち上がったのかなと思いました。でも、勝ってもその日しかそのいいことってできないと思うんですよ。また明日になったら違うかもしれないし、でも確実に勝ち続ける人とか、やり続けられる人っていうのは、毎日毎日の行いというか、日頃の努力をすごいしている人たちがやっぱり勝っていて、それは絶対やめちゃいけないなって思いました。今全然勝てない、どうしてもなかなか上に上がれないって人も絶対に自分を信じてやり続ければ、必ず結果は出ると思うので、頑張ってほしいと思います。僕自身もダメなときもあるし、いいときもあるし、自分のその良い悪いを、瞬間だけにダメだと思わないで、毎日毎日頑張って、やっていきたいってことを伝えたいと思いました。俺もやってくし、みんなで頑張って行きましょう。そういう気持ちです。
KOJI (ALMA)
納得しないで負けた人もいるかもしれないけど、僕も長年ジャッジしてて全体的に言ったら、レベルは確かに上がってるし、たぶん皆死ぬ物狂いで練習してると思うんだけど、それをここで出せるか出せないかっていうのは、やっぱり自分の強さというか、たぶんパワーの1つだと思います。これは別にダンスじゃなくても、どんなジャンルにでも言えると思うけど、ここはサークルとかバトルっていうのを割と小さい箱で、すごい一体感がある空間でいつもの自分がすごい出し易いのかもしれないけど、それもやっぱりベスト8ぐらいになって一対一とかになると違うプレッシャーが出てくるだろうし、でもそこでも自分のいつものが出せる平常心とかいうか、日頃の練習で裏付けられた自信っていうのを培っていかないといけないし、勝ち上がってる人とみんなが違うとこはキャリアだけだと思うし、2年〜3年、4年と10年〜15年選手っていうそこのキャリアはなかなか埋まらないんで、それをやっぱり超える為には単純に自分のハートを強くするぐらいの練習かなと思います。俺は最近パワーがなかなか夜のクラブに向けられないけど、みんなは違ってこうして出にくるわけだから、酒飲んで踊ってもいいし、踊りながら、音を楽しむっていうことがやっぱり大事だと思います。それを忘れないでほしい。俺がジャッジしてて1番大事にしてるところは、音にはめるとかじゃなくて、音に乗っかってこっちを気持ちよくさせてくれるかってとこなんだと思う。だから自分がやってきたスキルを出そうとか技を出すっていう考えになっちゃうと絶対どっかでと壁にぶつかると思うし、なんか見せてやろうってなっちゃうとどんどんどつぼにはまって、全然また出せないで終わっちゃったってなってくと思うので、それを冷静にこう出せる人っていうのがベテランの人だったりキャリアだったりだと思います。踊りこんで、自分に自信つけて、あんまり踊り馬鹿になりすぎずに、音を楽しむっていうシンプルなとこなんだけど、そういうのをみんなも忘れずにやっていってほしいなと思います。やっぱダンス楽しんで音を楽しむっていうことが絶対必要なんで。そこを絶対忘れないで。
開催日:2014/08/11 (Mon)
場所:渋谷DROP
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2丁目23−12 フォンティスビルB1
電話:03-5489-3750
Open:23:00
Start:24:00
※BATTLE受付24:00まで
参加費:事前¥2,500 / 当日¥3,500
観戦費:¥2,000(1d付)
賞金:¥30,000
【獲得可能POINT】
1st:30000pts
2nd:20000pts
BEST4:15000pts
BEST8:10000pts
【JUDGE】
KOJI (ALMA)
Shu_hei (TOKYO FOOTWORKZ consciencia)
NAOKI (至芸)
TAIKI (TAIKI&Omichi)
【 DJ 】
SACHIO
Suthoom
【MC】
IMAGINE