邦人男性ヒップホップダンサーとして世界で活躍するケント・モリさん（２８）がこのほど、香川県高松市のサンポートホール高松でワークショップを開いた。参加した３歳から５０代の約１２０人は、米国の人気歌手マドンナさんや故マイケル・ジャクソンさんが認めた本場のダンスを間近で学んだ。

　ケントさんはマイケルさんの公演「ＴＨＩＳ　ＩＳ　ＩＴ」の専属ダンサーに選ばれたが、当時はマドンナさんと契約中だったために断念。マイケルさんの死後、マドンナさんのツアーでマイケルさん本人に扮（ふん）して高い評価を得た。ワークショップは、ダンスの魅力を伝え、一緒に感動を味わおうと、２００７年から全国各地で開催している。

　ワークショップでは、ケントさんが切れのあるダンスを披露しながら、踊る際のポイントを解説。参加者はマイケルさんの楽曲「スクリーム」に合わせ、指先やつま先までの動きに気を配りながら踊っていた。

　白峰中２年の高尾菜々華さん（１４）は「世界的なダンサーに直接教えてもらえて刺激になった。これからもダンスの練習を頑張りたい」と話していた。

元記事 : SHIKOKU NEWS 配信日時 : 2013-12-25 09:38