先日発売された8年ぶりの新作『G I R L』で、アリシア・キーズ(Alicia Keys)とのデュエットを披露していたヒットメイカーのファレル(Pharrell)だが、自身がアリシア・キーズの新作にも参加していることを明かした。
惜しくもオスカーの栄冠には輝かなかったものの、最新の全米チャートで1位を記録、またイギリスのチャートでも三度目となる1位になるなど“Happy”が世界的な大ヒットとなり、『G I R L』も世界各国のiTunesチャートで1位を獲得しているファレル。3日に発売された久々のソロ新作『G I R L』が大きな話題を呼んでいる中、アルバムにゲスト・シンガーとして参加していたアリシア・キーズのニュー・アルバムに関わっていることを明かしている。
ラジオ番組に出演したファレルは、「アリシアの新作はとんでもないよ。クレイジーだ。ハーレムやニューヨークは彼女を誇りに思うことだろう。彼女は、とんでもないネクスト・レベルに向かう準備が出来ている。彼女のやろうとしていることはこれまでとはまったくレベルが違う。彼女が俺のアルバムに参加してくれて、そしてそのレコーディングの間に彼女のアルバムで数曲に関われたことは、すごく光栄だ。ニューヨークのみんな、とても誇りに思うといい。彼女はネクスト・レベルの曲を作ったよ」と、アリシアの新作を絶賛している。アリシア・キーズは2012年末に発売した最新作『Girl On Fire』が今年のグラミー賞で最優秀R&Bアルバム部門を授賞。次のアルバムについてはまだ具体的なことは判明していないが、“How Come U Don’t Call Me Anymore?”のリミックスをのぞけば、アリシア作品にファレルが関わるのは初となる。
また、アニメ映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』のテーマソングとして自身初のオスカー・ノミネートとなった“Happy”が授賞に至らなかったことについて、「問題ないよ。あの体験は素晴らしかった……。それにアルバムは60ヶ国以上のiTunesで1位になったしね。ありがたいと思っている。すべては宇宙が俺にくれたものだと思ってるよ」と語っている。ファレルの新作『G I R L』は、ボーナストラックを追加した日本盤が4月30日に発売予定。
元記事 : bmr 配信日時 : 2014-03-05 19:01