1980年代からダンスシーンを牽引し、今もなおダンスシーンで現役ダンサーとして活躍を続ける老舗ダンスチームSound Cream Steppers。今年でチーム歴20年を迎え、それを記念したアニバーサリーイベントも開催決定。ダンス歴でいえば30年踊り続けている彼らが語る現代のダンスシーンとは?チーム、そしてダンス自身を続けていく秘訣とは?今回はSound Cream Steppers20周年を期待してカリスマカンタローとSound Cream Steppersの特別対談!
- カリスマカンタロー
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20周年おめでとうございます。
20年っていったら凄く長いですよね。今の大学生でもまだ生まれてないですから。
- 一同
- ありがとうございます。
- HORIE
- だから最近レッスンに来る生徒に話すときに、君が生まれる前から踊っているんだよ。って話をすることもあるよ。
- カリスマカンタロー
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そうなんですね。
今回は、本当に凄くおめでたいイベントで踊らせていただく機会をありがとうございます。
- HORIE
- いやいや、それはSound Cream Steppers から誠意を込めてXYONにお願いしたんだよ!
- カリスマカンタロー
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他の出演者も見て、XYONのメンバーと緊張で吐き気がする!と話していました(笑)。
ただおめでたいイベントなんで楽しもう!って言ってます。20周年を記念したなにか面白いことできればいいなって!
そもそもSound Cream Steppersっていう名前がヤバいなって昔から思っていたんですけど、単純にかっこいいチーム名だなと。その由来を教えて頂きたいです。
- HORIE
- Sound Cream Steppers は元々三人で始める前にRAPをしていてリリックとしてYUKIが作った言葉なんだよね。
- YUKI
- KNダリって名前でやっていたよね。
- HORIE
- YUKIが言い出してから、「Sound Cream Steppers !Sound Cream Steppers !」って言い合ってたんだよね。歌詞として。ライムしてフローしていて、それでKNダリっていう名前でもよかったんだけど、新宿のキングストンっていうヤバいクラブでイベントがあって現地でチーマーとかと揉めちゃって、色々と大変なこともあったかな(笑)。元々W.C.Oとかがやっているダンスミュージカルみたいなのをうちらもやっていて、それでSound Cream Steppers っていう三人で新体制でやっていこうってことになたんだ。ちょうどTRFとかもそのときからやり始めたんだよね。
- カリスマカンタロー
- TRFは当時何人いたんですか?
- HORIE
- Sound Cream Steppers 三人とSAMさんとCHIHARUさん、ETSUちゃん、イズミちゃん、YU-KIちゃんDJ KOOさん、あと今ジャニーズの統括をやっているサンチェっていう10人かな。
- YUKI
- もっといたような気がしたけど!DJも2人いたじゃん!まっちゃん!
- HORIE
- そうだそうだ。
- カリスマカンタロー
- そのころから小室哲哉さんが音作っていたんですか?
- HORIE
- そうだよ。
- カリスマカンタロー
- そんなにいたんですね。今のこの記事を見てくれている現役のダンサーは絶対知らないですよね。それからみんなやりたいことがあってSound Cream Steppers だけでやってきたんですね。
- HORIE
- うん。だからTRFも20年なんだよね。
- カリスマカンタロー
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たしかにそうですね。20年っていうのは踊り続けてるってダンサーにとってはあこがれだと思うんですよね。
例えば大学生活踊りまくって、就職したら踊らないとか、キッズダンスとか最近当たり前になっていますが中学生にしてブランクがあったりするんですよね。
そんな中、20年間踊り続ける秘訣って何ですか?
- GOTO
- 20年間っていうけどその前に約10年踊っていたからね。当時からしたら10年踊っているやつなんていなかったから、その中で出会って組んでいるから踊っているのは30年だね。秘訣は何だろうね。結果的に自分はHIPHOPが好きだったり、ストリートが好きだったり、ダンスが好きだったりっていうのを周りにアピールしながらカッコつけてやってたんだよね。でも本当はそんな自信がなくて、やっていく中で20周年って時間が経っているのがわかると本当に好きなんだなって思う。秘訣は?っていうより「自然と続けられた」という感じもあるね。俺たちの時代のときは利口だったり、まともだと途中でダンスやめちゃうと思うんだよね。この世代的には。まあ2人はどうかわからないけど、バカだったのかなって思うよね。バカじゃないと続かないっていうか、バカっていってもいろんなニュアンスがあると思うけど。
- HORIE
- よく「ダンスバカになれよ!」とかいううけど、それを本当にやっちゃった感じかな。(笑)
- GOTO
- 最初は多いんだけどね。みんなどんどんやめていって残っていったっていうかね。周りのことの余計なものを見ないでバカになってやっていたっていうのはあるね。
- カリスマカンタロー
- それだけ熱中していていたからこそ自然と続いていたんですね。
- YUKI
-
僕は3人じゃないとできないものだったり、価値観というものが合ったからかなあ。ピンでいけたらいってたかもしれないけど三人でやっていくっていう気持ちと好きなものが似ていて、三人でしかやらないものっていうのがあって、それが嫌になっている時期もあるし、仲が悪かった時期もあった。でも性格と踊りはまあ別にしろ、価値観は共通のものがあるっていうのは大事ですね。それが運命共同体的な価値観に変わってやれたら幸せかなっていう。
呼ばれるときもチームで呼ばれたりするじゃない?それが自分はいいんだよね。やらないよっていった時もあったけどね(笑)。
- HORIE
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俺はしっかり秘訣があるんだよね。リーダーだし!
宇宙のルールに歯向かうこと!宇宙って起承転結でできているから最終的には結で終わっちゃうんだよね、俺たちは承転、承転、承転と繰り返してきたんだよね。ここをいったりきたりしているから結にいかないんだよ。長く楽しむ為にここを往復しているんだよ。
- GOTO
- やめちゃっている人たちはすぐ結論に達しようとするからすぐやめたりってなっちゃうんだよね。
- HORIE
-
俺たちは結論に近づこうとするとまた承に戻すんだよ。
まあ何でそういうことするの?って思うかもしれないけど俺たち3人は楽しみたい主義者なんだよね。寂しいのは嫌だからいつまでもパーティーしていたい感じ。その為に時には逆戻りしたり、足踏みしたりしてなるべくゴールしないようにマラソンしているわけ(笑)。
- カリスマカンタロー
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最近、チームというものがあんまり育ってなくてみんなユニットとか多いんですよね。
なんか個人の力が強くてその一つにみんなが集まっていたりする感じなんですよ。一人でチャレンジしたり、一人でワークショップ行ったり一人でバックダンサーやったりっていうのが主流になってきているんですね。
前よりも仕事として成立してきている分、チームっていうのにあまりこだわらなくなってきていて、一つ揉め事があるともういいやってなっちゃうんですよね。キッズに関してもそういうチームが多いんですよ。さらに親の問題もあるのですが。
XYONが10年目なんですけどやっぱり10年続けると色んなことあるじゃないですか、嫌なことからひっくるめて好きになるというか。嫌いなとこもひっくるめて認めることができるので、気にならなくなりますよね。そこまでいけばいいのにもったいないなって思うんですよね。
- GOTO
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俺たちは浜崎あゆみのバックダンサーをした時もちゃんとチーム名を出せっていったんだよね。
普通は個人の名前だけなんだけど結構強引にチーム名を出させたんだよね。
- カリスマカンタロー
- それ凄くいいことですよね。チームの名前をもっともっと愛して欲しいなっていうのはありますよね。
- GOTO
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昔はバンドのように何人かでないとできない音楽っていうのがあったんだけど今は一人でもできちゃうからね。
映画のワイルドスタイルじゃないけど主役がいないというかみんな個々がそれぞれのポジションで楽しんでいたわけで、そういうのはさっきYUKIがいったとおり一人じゃできないことがいっぱいありすぎてチームでやると広がるからそれが楽しかったんだ。HIPHOP的にも大事な部分が消えかけてるっていうのがもったいないよね。まあ俺たちの指導というかキッズの育て方にも問題はあるのかもしれないけどね。
- カリスマカンタロー
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僕は小学6年からダンスを始めたので20年くらい経つんですけど、その当時の先輩達はひたすら怖かったんですよ。クルーに入るのを何度も練習に行って認められて声かけられて、名前覚えられてようやく門が開くみたいな。あそこにいくまでの緊張と怖さ、あれはあれで凄く良い経験になったと思いますけどね。
最近よく見るのが先生が生徒に対して優しくしないと生徒が少なくなるっていうのがあるんですよね。
昔、レッスンを受けにいったときに、登場して説明もなしにいきなりステップを始めてどんどん違うステップに変わっていくんですよ。30分くらいそれが続いたらタバコ吸いにいっちゃうんですよね(笑)。
「ハンパねー!これがレッスンか!」と思いました( 笑 )。
だけど、なかなか壁があって入れなかったですけどそこに認められた瞬間の嬉しさはすごかったですからね。そういう気持ちの持ち方は今のキッズには無いなって思いますね。
- HORIE
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おそらく当時のダンサーはそうしたかったんじゃなくてそれしかできなかったんだと思うよ。その当時はカウントを5!6!7!とかそういうんじゃないんだよね。
YUKIとかGOTOさんはダンサーの中でも昔のようにある程度威厳を持ったままの先生だと思うよ。急に動き出してレッスン始まっているみたいな。
俺は生徒にショータイムを見せちゃうからね!俺の踊り見てくれるー?みたいな!これできるんだよ!これ!はい、やれる?みたいな(笑)。
来週も俺の踊り見に来いよ!みたいな(笑)。
- カリスマカンタロー
-
(笑)。
いいですね。みんなチケットを払ってHORIEさんの踊りを見に来ているんですね。
- HORIE
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ライブハウスみたいなもんだね(笑)。
今でもそういう感覚はどっかにあるんだよね。
- カリスマカンタロー
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それ、凄く良いですね。
昔はプロダンサーになろうっていう感覚でダンスやっていたんですか?
- YUKI
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職業につくとかそういうことよりも、とにかくどうやったら上手くなるかを考えてやっていたね。
ランニングマンをどれだけかっこ良く踏めるかのためだけっていうか。
だからプロになれるかとか何に使えるかとかそういうのはあまり考えてなかったかな。
- GOTO
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俺は間違ってプロになればいいなとは思っていたよ。だけど、上の人たちにそんな形はなかっただけに自信もないわけよ。
けど逆にやっている人が全然いなかったからやった次の日にはお金になっていたかな(笑)。
まあ、それもHIPHOPだからね。
- カリスマカンタロー
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なんでそんな質問をしたかというと、キッズの親御さんにあったりすると必ず「子供達ダンスやってますけど、将来食べていけますかね?」と、聞かれるんですよ。
キッズはがむしゃらだけど親御さんはやっぱり心配で食べていけるのかって疑問はあるんですね。
だけど、今のダンスシーンの人たちはダンスはお金を稼ぐものじゃない、だとかそういう持論を持っている人が多いかなって思うんですよね。
もちろんその意見もわかりますし、そういうことも伝えたいのですが、ダンスはお金じゃないよっていう事も伝えつつ、将来ダンスで食えるような世界を作っていくようにしていきますよって伝えるのが難しくて。
- GOTO
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将来ダンスで生活できる世界ができたとしてもこれだけ沢山のキッズがいたらみんなそうなれるわけじゃないよね。
やっぱり親は心配だよね。うちの親とかもダンスやることは反対だったよ。今でこそ稼げるかどうかっていう話だけど、その当時はダンスだけはやめてくれっていう世界だったからね。
- カリスマカンタロー
- 僕は母がダンサーだったのでたまたまやりやすい環境だったんですよ。だけど、周りのダンサーは反対されまくってましたね。
- HORIE
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俺はみんなが言うように現実問題に直視しちゃうと実際にお手本になっている人っていったらSAMさんとかEXILEとかみたいな話になってしまうから、もっとでかい話にしたくなる時はあるんだよね。食べていくとかお仕事にするっていうことよりもダンスができるってことだけで人生の可能性がもの凄く広がる。ダンサーじゃなくても結婚したら子供にダンスを教えたりとか、すごいコミュニケーションになったり、俺のおじいちゃんダンスめちゃくちゃ踊れるんだぜー!とか、孫が自慢してたりして一族の誇りになるかもしれない(笑)。
だから、仕事にするとか小さい!人生に可能性を作るものがダンスだから仕事になるかわからないけど踊れないより踊れた方がいいんだから踊りまくれって言い方をしちゃうね。
一つの言語を取得したくらい豊かなことだと思いますね。
- カリスマカンタロー
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好きなら続ければ良い!と、僕は言いますけど、余りにもキッズダンサーが増えたもので、義務教育に入って教育とはいってますが、先生は微妙です。
教育に入ったのは賛成なんですけど、そもそも何で教育に入れたのかなと思うんですよね。その理由を知りたいです。
全くシーンを知らない人が、HIPHOPとはこういうものだよ!とか言ってますし。正直、あまり教育に入り込んでないと思いますね。
- HORIE
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大きく分けると、ここ30年くらいの日本のダンスの歴史って初期、中期、後期って分けれると思うんですよ。最初は男の時代。男しかやってなかった。荒くれた男達のものだったんだ。90年代になって女の子のものになってきて、TLCとかのアイドルグループが出てきてそこに憧れた子がやり始めてそこでどっと広まったよね。
それで今はキッズの時代になってるんだなと思うんだよね。
- カリスマカンタロー
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今のキッズは昔に比べて具体的にこうなりたいという目標が多様化してきていて、どうすればその目標が達成できるのか曖昧なままな気がするんですよね。
Sound Cream Steppers としてダンサーにこれから「伝えていきたいもの」ってありますか?
- YUKI
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学ぼうっていう「受け」の姿勢じゃなくて、盗もうっていう「攻め」の姿勢がないとかっこ良くならないよね。どこの世界でも「盗む」っていうものは基本だし、ただ盗んだってバレちゃいけないけど。
だから、今のダンサーはハングリーさが足りないんじゃないかなと思うね。
- HORIE
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Sound Cream Steppers として伝えたい事は、ダンスで生きるっていう事を体張って証明していきたいですね。例えば芸能人になりたい、プロダンサーになりたいとか、その選択肢の一つとしてSound Cream Steppers みたいなチームとして活動しながらもプロダンサーをしつつ、尚かつストリート精神を貫いている、こういう生き方もあるよっていう一つのモデルケースになれたらいいですね。
だから、僕は「バックダンサー」という言葉は嫌いで、いつも反対に「メインダンサー」って言うんですよ。ミュージシャンに「バックミュージシャン」って言ったら傷つくと思うんですよ。本来ならストリートダンサーはバックダンサーなんていわれたら傷つかなきゃ。
だから、「アーティストとダンサーは同等でなくてはいけない」というのがメッセージかな。
- YUKI
- チーム3人で一つの事を表現するというか、そういうのがストリートダンスだと思うんですよ。1人でやるより、3人でやった方が良いものが生まれる。そこがダンスの良い部分だと思うんですよね。伝えたい事を言葉にするのは難しいんだけど、Sound Cream Steppers のショーを見てくれれば伝わるよというのが本音かな。
- カリスマカンタロー
- TRFとか最初やってる時はどうでした?
- YUKI
- 全く売れるとは思っていなかったよ。レコード大賞とった時はすげー!って思ったけどね。
- カリスマカンタロー
- 抜けた理由はそもそも方向性が違かったからですかね?
- HORIE
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そうだね。今でこそ45歳になって考えるとそういう選択もあったのかなと思ったりもするけど、その当時20代前半の時はふざけんなー!って感じだったんだよね(笑)。
俺たちは俺たちの道を行く!!って感じだったんだよね。
- カリスマカンタロー
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そうなんですね(笑)。
僕の今の夢はダンス界のメディアを作るってことなんですよ。例えば自分の持っているサイトが毎日100万人みているとしたら、そこにSound Cream Steppers 10周年!!とか書いてダンス好きのみんなに伝わって、そこからTシャツとかが一万枚即完したりだとか、そんな会社にしていきたいなと思っています。
Sound Cream Steppers がこれから10年先を見た時にやりたい事はなんでしょうか?
- YUKI
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ダンサーっていかに良いダンスを作って、お金をつくるかっていう事が命題としてあると思うんだけど、それを関係なくしてカッコいい事言えば、社会貢献かな。
自分達の好きな事を続けて社会貢献できたらきっと凄い事だし、歴史に残ると思います。
- GOTO
- 20年間続けてこられたんですが、20年間同じ事をしてきた訳ではなくラップで音楽的なことやったり、そういう所をもっと進化させていきたい。歳を取ったらどんどん退化していくみたいなイメージがあるけど、僕は60歳最強説というのを唱えていて効率よくやっていけば、60歳の時に感覚とか何がかっこいいかとかがすべてわかって、すごいことになると思うんだよね。だから今までの感覚や経験を生かして、今まで以上に進化した「アッ」と言わせるような事をしたいかな。具体的なことをいうのは難しいけどね。けど予想以上のものができると思うし、自分が思っている以上のものになっているとは思うよ。
- カリスマカンタロー
- なるほど。30周年にむけてやっていきたいことは何ですか?
- HORIE
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雑用をやりたい(笑)。
Sound Cream Steppers の為だしね。
冗談はさておき、田舎の言い方で、思い立ったらすぐ動いちゃうみたいな意味を尻が軽いって言い方するんだけど、僕はまさにそれで何かやろう!って思ったらすぐ動いちゃうんだよね。
他2人はどっしり構えている感じなんだよね。きこりみたいな(笑)。そういうのが自分の人間性なのでそれにあらがわずやりたいことやっていこうと思っていますね。
- YUKI
- 結局はやりたいことをやりたいようにやっていくだけですね。
- カリスマカンタロー
- 最後に20周年記念の意気込みを教えて下さい。
- YUKI
- 最高のパーティーになるって気持ちでいっぱいです。
- HORIE
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こんなストリートダンスの祭典はないでしょう。
全国のパフォーマンスファン、ダンスファンに是非見に来ていただきたい。オールドスクール、ニュースクール問わず、全国からものすごいダンサーが集まっています!
そして自主制作で映画も作ってるんですよ。それで何と5,000円!!くるしかないでしょう!是非皆さんきてください。
- GOTO
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全部いわれたからなんもいうことない(笑)。
本当に良いものっていうのは宣伝しなくても売れてるっていうのが良いもので、宣伝っていうよりは感謝しかありませんね。
- カリスマカンタロー
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ありがとうございます。
あらためて20周年記念おめでとうございます。
これからも応援しつつ、一緒に頑張っていければ嬉しいですね!
これからもよろしくお願い致します。
本日は、どうもありがとうございました。
DANCER’S DICTIONARY
Sound Cream Steppers (HORIE / GOTO / YUKI)