アリシア・キーズ(Alicia Keys)の夫としても知られる人気ヒップホップ・プロデューサーのスウィズ・ビーツ(Swizz Beatz)が、来月からハーバード・ビジネススクールのエクステンション・プログラムを受講することを明らかにした。
ジェイ・Z(Jay Z)、ビヨンセ(Beyonce)、ナズ(Nas)、T.I.、DMXなどを手がけたプロデューサーというだけでなく、Reebokで自身がデザインを務めるラインを持つなど多岐に渡って活躍するスウィズ・ビーツが、Harvard大学の経営大学院であるハーバード・ビジネススクールで経営を学ぶことになった。具体的には、Owner/President Management Extension Programという9週間の集中講義を受講する。これは、現Epic RecordsのトップであるLA・リード(L.A. Reid)が、妻アリシア・キーズやホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)らを世に送りだしたことで知られるクライヴ・デイヴィス(Clive Davis)の部下だった時代に受講を命じられたプログラムでもあるという。CEOや会社のトップとして必要なことを学ぶ授業になり、スウィズは来月からハーバードの寄宿舎で生活しながら集中的に勉強することになるようだ。
このエクステンション・プログラムの受講が承認されたメールを受け取ったスウィズ・ビーツは、「人生で最高の日の一日だろう」と喜びを明かしている。スウィズは大学に行ったことがなく、高校卒業後にすぐ音楽のキャリアをスタートさせており、1998年にヒットしたDMXの“Ruff Ryders’ Anthem”のビートを作ったときはまだ10代だったと言われる。2010年から2011年には、音楽業界でのビジネスやスタジオでのクリエイティブスキルを学習できるようクライヴ・デイヴィスがニューヨーク大学で設けたClive Davis Institute of Recorded Musicを受講していたこともある。
元記事 : bmr 配信日時 : 2014-04-29 20:20