今年は、全面プロデュースしたジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)の『The 20/20 Experience』が今年最高の初動セールスを記録するなどヒットし、ジャスティンが9月にリリースする新作にも全面的に関わっている人気プロデューサー、ティンバランド(Timbaland)が、故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の未発表音源を使ったアルバムに関わっていることを明かし、注目を集めている。
これはディディ(Diddy)が立ち上げた新メディア、Revolt TVのインタビューの中でティンバランドが明らかにしたもの。インタビュー映像の予告編でも触れられており、早くも注目を集めていたが、ようやく2分間におよぶ本編の映像が公開。ティンバランドは何らかのマイケル・ジャクソンのプロジェクトに参加しており、“Chicago”という曲をプロデュースしているという。これは、Epic RecordsのボスであるLA・リード(L.A. Reid)主導で動いているプロジェクトのようで、「彼が家に来てこう言ったんだ、『君にやってもらいたいデカい仕事があるんだ。マイケル・ジャクソンをやるってのはどう思う?』ってね。俺はもちろんやるって答えたよ」と説明し、“Chicago”について「この曲はファースト・シングルになるべき曲だね。なぜなら、今どきのサウンドだから」とコメント。「マイケル・ジャクソンの真のファンなら、俺がやろうとしていることを理解してくれるはず」とその出来に自信を深めている。またティンバランドは生前のマイケルからその才能を認められ、コラボレーションする可能性があったことを明かし、「『君の音楽は好きだよ』って言ってもらえた。(ノトーリアス・)B.I.G.のときと同じだ。俺とビギーは一緒にやる予定だったけど、俺の誕生日の前日に彼は撃たれてしまった」と語っている。
このプロジェクトについては正式な発表はまだ無いため、どういう形でいつリリースされるかは不明。マイケルの未発表曲に関しては、先日ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)とのデュエット形式になった“Slave 2 The Rhythm”という曲がインターネット上に流出する騒ぎがあった。こちらは、マイケル・ジャクソン・エステートから「正式に許可を得た音源ではない」との説明と共に流出音源が削除されたが、流出時、ビーバーは「これからの展開が楽しみだ。マイケルは素晴らしい。マイケルが今も生きていたら……」などと、何らかのコラボレーションが行われていることを示唆するツイートをしていた。
元記事 : bmr 配信日時 : 2013-08-31 00:18