今回話題になっているのはトヨタ「カローラ」の米国向け新型モデルのCM。
新型カローラは若者をターゲットにしたデザインが特徴的だが、CMも若者を意識した作りになっており、カローラが発売を開始した1960年代から現在に至るまでの各モデルが、それぞれの年代に流行したジャンルの音楽に乗せて登場する。
白黒の画面から始まり、70年代のSOUL TRAINを思わせるパーティーダンス、通称「ハチロク」として親しまれているAE86型「カローラ(日本名:スプリンター・トレノ)」が登場するシーンでは、同モデルが発売された1983年に流行ったハービー・ハンコックの”Rock It”でブレイクダンスをおこなっていて、最終的には今風のEDMで新型が登場し、現代の町並みに様々な要素が組み込まれている。
年代を振り返るにせよ、このように音楽の歴史をダンス中心で表現するCMのセンスには脱帽。米国向けモデルということなので日本では流れそうにないが、これの日本バージョン(歌謡曲から始まりアイドルで終わる?)も是非とも作ってもらいたいものだ。
2013-09-12 11:06 配信 ダンス@ニュース