ダンスというコンテンツが生む音楽業界への提案!

今やYoutubeやニコ動、その沢山の動画シェアサービスが世の中を席巻し出して5年程経ってきました。

その中でも人気になってきてるものって沢山出て来てますが、ダンスというジャンルもその中に入ると思っています。

ニコ動の踊ってみたなんかは日本独自で海外にまで広がっていますね。

Youtubeには生の音源で沢山の動画が上がっており、著作権の問題も沢山あります。

しかし、この問題に対して何か明確な線引きがあるわけでもなく、国でもルールが違うし、著作権保護団体も管理しきれずこの問題は当面の間グレーラインを行くと思います。

著作権は、もちろん作った側の権利を守る為に作られてるものですが、例えばYoutubeなどで公開されてるその全てが著作権侵害になってるかと言えばそれは違うのかなと。

というのも、レーベルやアーティスト自身がプロモーションの場として今や一番活用してるのがこのYoutubeなどの動画共有サイトになってきてるからです。

ダンスの話にしますと、そのダンスが反響を呼びこの曲何??? 誰の曲???  何て曲???
というように影響がでることが沢山あります。

ダンス動画のコメント欄には、基本この曲はなんて名前の曲ですか?的なコメントが必ずと言っていいほど書き込まれます。

そう、ダンスで表現されたその多くの映像は、プロモーションとしては最適でかつ、最高なコンテンツであると僕は考えています。

もちろん作り手側、レーベルサイド側からしたら意図しない使われ方をしてる場合に関しては抗議、削除以来の対象になると思われますし、絶対に使って欲しく無いというのもあると思います。

ダンサーの映像は、やはり生音が最高です。差し替えたら魅力は20%くらいにはなってしまう、いや、もう価値がなくなってしまうかもですね。。。

例えばテレビ、ここに使われたらプロモーションという考え方は浸透していますね。

イベントなどで使用する場合は、使用料、著作権料を払います。

Youtubeなどで公開する場合は、それで課金するわけでは無いのでどちらかというとテレビ等のメディアと同じ扱いと言えるのではないでしょうか?

Youtubeから音源だけを違法ダウンロードするのは駄目です。

でもYoutubeで人気なダンスチームが踊ってる音源はみんな欲しがるし、探します!

僕はダンスと音楽という組み合わせは最高に良質なプロモーションツールになり得ると考えていますがどうでしょうか?

もしこの壁が取れれば、ダンス業界の打ち出すコンテンツで、ニコ動の踊ってみたのように大きな取り組みでレーベルサイド、音楽業界サイドと手を取り合い、世の中に新しいダンスミュージックの流れを作れ、そこに価値を作れると考えています。

ダンスのDVDも、レーベルサイド、音楽パブリッシャーと共に手を取り合い、そのままの音源で出していける様になれば新しい形での利益を生めるのではないでしょうか?

眠ってる優良な音楽を、ダンサーと共に優良な新しい正当なコンテンツとして作っていくことはできないのでしょうか?

今のルールを作ったのは昔ですが、時代は常に変化しています。

動画共有サイトが増え、デジタル化が進み、CDなどのアナログなモノが売れなくなって来ていて、業界的にもこの先にどう進めて行くかという大事な今だからこそ、新しいルールが出来れば嬉しいなと思います。

ニコ動はそういった意味では凄くいい組み方をトラックメイカーやインディーズレーベル、ダンサー、たちと組めてると思います。

常に新しい感性、その世代にしかわからないことを考えて来る若い芽を、今まで業界を創り、支えて来た方々が力を貸し新しい世界を創る。

ダンスには可能性がありすぎるほど、あるのです(__)

人気なダンサーが、その曲を有名に出来た場合にプロモーション費用をギャランティとして支払うような時代、仕組みがあってもいいんじゃないでしょうか!?